ロックショアベイトの利点について
前回に引き続き、磯でのベイトタックルを使用した釣りについて書いて見たいと思います。
今回はベイトタックルの利点についてです。「ロングリーダーを使用できる」ということについては触れてある場合が多いのですが、それ以外のメリットについても掘り下げて見たいと思います。
①ロッドブランクに対しててラインの角度が緩やかになるため、非常にタイトな操作感を得られる。
②スピニングでは得られない巻感度による情報が増える。
③飛行姿勢の悪いジョイントルアーやフロント重心のルアーの飛行姿勢が良くなる。
④ロングリーダーによる魚とのやりとり
⑤かっこいい。とにかくかっこいい。
このくらいになるでしょうか。
それぞれを解説させていただくと①についてはスピニングに比べガイドの足が短く、数も多くなるためブランクの曲がりと実際のラインの曲がりがスピニングに比べると近くなります。実際には僅かな数値なのかもしれませんが操作してみるとキャスティング〜ランディングまでスピニングでは得られない「タイト感」を得ることができます。
②についてはルアーや掛かった魚ををダイレクトに巻き取る為、潮の重さ、魚の姿勢、はたまた水の硬さ(という表現でいいのかはわかりませんが)まで感じることができます。スピニングに比べ情報量が増えるということですね。
③はご存知の方も多いと思いますが、ルアーが、常にラインアイ側に引っ張られる形で飛んでいくため飛行姿勢が安定しやすくなります。ルアーによってはスピニングより飛ぶ場合もあります。
④については別記事で書かせていただきます。
⑤とにかくかっこいいんです。それ以上の言葉は要りません。我々アングラーは漁師ではなく、魚を釣ることをレクリエーションとして楽しむ人間です。漁獲にこだわる必要は全くありません。ベイトタックルのかっこよさに陶酔し、己のスキルアップを楽しむことができたら、ましてやそれで魚を釣ることができたら、今までスピニングで釣った魚の何倍もの喜びを感じることができるのではないでしょうか。
今回はメリットについて書きましたが、次回はデメリットについて書いてみたいと思います。
磯でのベイトタックルについて考えてみる
ブログは長いこと休止してましたが魚釣りはちゃんとしてました。
久々に書く記事ですが磯でのベイトタックルを使用したキャスティングゲームの屁理屈でもこねてみたいと思います。
磯で、ベイトタックルを使用し、ルアーをキャスティングして魚を狙うこの釣り。私がこの釣りを始めるきっかけとなったのはUZUの新名啓一郎氏の影響が多大にあり、初めて見たときは衝撃を受けました。「俺もやってみたい!」という思いだけでまとも使ったことのないベイトリールを購入ししたのが迷宮の入り口だったと思います。
なんだかんだこの釣りのキャリアだけは長く、過去の画像や動画を漁ってみたところ9年前のキャスティング練習画像が残ってました。
このときはまだバックラッシュに悩まされ、なかなか上手いようにベイトタックルが扱えずにいた記憶があります。
でもそれを楽しんでいました。使えなかった道具が自分の鍛錬の結果扱えるようになる。その上達を楽しみながらステップアップしていったのです。
ベイトになれてきたあたり。日付を見ると7年前です。
この頃になってようやくバックラッシュでラインを切ってルアーを飛ばすことも少なくなり、ベイトタックルのメリットを頭で理解するフェーズから体で感じることができるフェーズへ移っていきました。
新名さんを始めとする先駆者が切り開いたこの世界なのですが、意外と参入者が少ないため、ベイトタックルを使うとこんなところがいいんだぞ!というところを次回から書きつづってみたいと思います。
アジング 2018-7
今日も一人で出撃。
前回と違って風もなく釣りやすそうな感じ。
一投目はとりあえずいつものメタルジグ。リフトアンドフォールで一投目からひったくっていく。
25センチくらい。まぁいいかな。
その後も順調に数を伸ばして気がついたら血抜きバケツがこんなことに。
アベレージ30くらいかな。
そして今シーズン最大(たぶん)が出ました!
40ギリギリオーバー!
今回感じたこととして、メタルジグのフォールで掛けたときに比べて、リトリーブでアタリを拾っていく釣り方のほうが遥かにバラしが少ないみたいです。
アジにメタルジグのリトリーブ?ってなるかもしれませんけど普通に釣れます。
一応自作のメタルジグもリトリーブに特化させて作ったつもりです。
鹿児島のアジもラストスパート!
できればあと2回くらいは行きたいですね〜。
アジング 2018-6
爆風、月夜だけどメタルジグならまぁ大丈夫だろうと前回と同じポイントへいざ出撃。
現場についてみると横風がビュービュー。
心折れそうになりながらラインを結ぶルアーは自作のメタルジグ10g。
風が強いんでライナー気味にキャストしてサミングしながらカウントダウン…。
ジャークの合間にスローリトリーブ、数秒のフォールを入れて誘うと一投目からドン!
軽く尺超え。6番フックが小さく見えます。
アジは群れの中でも底辺付近に大型がいたりしますが、基本的には同じようなサイズで群れてるんでこの群れが動く前にたくさん釣っとこうとすぐキャスト!キャッチ!キャスト!キャッチ!……
だいぶ賑やかになってきました。
途中でゲストも登場。
フォール中に乗ったあなたは誰?
結局クーラー満タンになるまで夢中で釣り続け早々と帰宅できました。
最初から最後までメタルジグで通しましたがおそらくゴムでは攻略できないアジもいたんじゃないかなという印象でした。距離とかレンジとか。
というか爆風でゴムはまともに使えない状況だったと思います。
まだまだ楽しめそうな感じなんでまた近いうちに行きます。
本日の最大。38。
アジング 2018-5
2月もアジング行ってましたけどあまりの寒さに早々引き上げたり、魚もいなかったりで散々な結果でした。
ようやく暖かくなってきて、アジもまた上向いて来たんじゃないかとHG君と調査へ。
1箇所目…いつも点いていたライトがついてない!これは予想外でした(汗)
2箇所目…ライズもちらほらして釣れそう!!
とりあえずメタルジグで様子を見てみようか思ってたら一投目からHG君キャッチ!しかもよかサイズ!
その後もずっとメタルジグでアタリ連発!
途中でワームに変えてみたりしましたがメタルジグにアタリが集中。
メタルジグには6番というアジングにしては大分オトコマエなフックつけてますが完全に丸呑みが殆ど。
気がつけばこんな感じに。
アベ30の最大38!
メタルジグのフォール中にスコーンとひったくっていくバイトを二人で満喫。
刺身、塩焼き、アジフライ、なめろう…すぐに消費してしまうのでまた近いうちに行こうと二人で誓って帰宅。
その後、捌いたときにわかったんですけど3センチくらいのボラの子を捕食してたみたいでお腹からたくさん出てきました。
そりゃメタルジグが強いわけですね。
今回自作のメタルジグにバイトが集中したんでまた量産しとこうと思いました。