FISHERMAN'S HORIZON

SUPフィッシングメインの釣行記

SUPフィッシングを行うにあっての注意事項①

 さて、開放感満載のSUPフィッシングなのですがボードに乗って独力で海に出る以上、それ相応のリスクが付いて回ります。  事故無く、笑顔で自宅に帰ることは釣果やタックル、パドルの話云々よりもはるかに重要であると言えます。  事故を防ぐためにもやっておいて欲しいリスクマネジメントについていくつか書かせてもらいます。 ①板の上に立つということに慣れる11136697_591506837653187_1636755807612807961_n.jpg  大きいとはいえサーフボードの上に立つわけですから、当然足元は不安定になります。風波で水面がシャバシャバになった時はなおさらです。  特に意識しなくとも常にバランスが取れるようになるまで、タックルを持ち込まず練習することをお勧めします。 ②確実に帰ってこれるパドル力を身に着ける  強風や潮流などで沖に流されてしまった場合、頼れるのはパドルと肉体だけです。  例え何キロ流されようが、確実に帰ってこれるパドル力を身に着けるためにひたすら漕ぎトレすることが重要です。トレーニングとはいえ、海に漕ぎだすことは釣りにも負けないくらい楽しいものです。  ちなみに、SUPレースではハワイのモロカイ島~オアフ島の53キロにも及ぶ海峡横断レースが毎年開催されています。漕ぎトレを積めばそのくらいのことができてしまうということですね。 ③落水に慣れる  釣りにおいては磯からの落水、堤防からの落水は一大事ではありますが、SUPフィッシングではそう慌てることではありません、というか日常的と言えます。リーシュコードで板とつながっていれば板が流される心配もありませんし、サーフィンのように波にのまれるということもありません。しかし、落水慣れしていない場合、パニックに陥ってしまいかねません。漕ぎトレ中に、存分コケまくってください。 ④最終手段、腹這いパドル20150727_1176478.jpg  何かしらのハプニングでパドルを流してしまった場合、腕でパドリングするしかありません。  最低でも直近の岸にたどり着けるくらい腹這いパドルができるようになっておくべきです。  最初は広背筋~上腕にかけてがかなりつらいですが、エクササイズもかねて頑張りましょう。 反復になりますが、いかなる状況でもサバイブできる体力、技術が不可欠な釣りになりますので自信が持てるまでトレーニングすることをお勧めします。11083941_591506790986525_7858943398898777132_n.jpg